望遠鏡直焦点写真

2015年6月29日 (月)

木星と金星の接近

現在、夕方の西空で木星と金星がかなり接近している。

最も接近するのは6/30~7/1だが、おそらく明日(6/30)は天気が悪いので、今日晴れているうちに撮影した。

今日の夜20時前頃、両者の角距離は1度弱で、直焦点の写野に十分収まった。

20150629_jupiter_venus

木星と衛星(上)、金星(下)
2015/6/29 19:47
FLT98CF + レデューサーフラットナー4
EOS 60Da
ISO400, 1/8sec.
中央部50パーセントを切り出し、縮小

薄明の残る中、木星の四大衛星も写っているが、木星左上でエウロパとガニメデがほぼ重なっていて分離できず、3つに見える。

金星も本当は上側が欠けているが、露出オーバーで分からなくなっている。

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2015年1月 3日 (土)

M63(ひまわり銀河)

昨年12月27日の夜に多可町で撮影した、りょうけん座の系外銀河M63(ひまわり銀河)の画像を処理した。

20141227m63360

2014/12/28 03:35~05:16
兵庫県多可町
光害レベル:SQM-L測定値=20.8
気温 約 -4℃

EOS60Da
William Optics FLT98CF + フラットナーレデューサー4
LPS-P2フィルター使用
ISO1600, 300sec x 18コマ
ケンコーSE2赤道儀
笠井ガイドファインダー60, Lodestar Autoguider, iAGによるオートガイド

RStackerによるダーク減算・フラット補正
Lightroom 5.6による現像
ステライメージ7で加算平均
ステライメージ、Photoshop CCで調整

2X2ソフトビニング後、切り出し

この時はラブジョイ彗星の撮影後、春の空で短焦点のFLT98の対象となる未撮影の天体があまり見当たらず、比較的大きめの系外銀河でこれまで撮影したことのなかったM63を対象とした。
しかし、空は霧のために透明度が悪く、撮影は何度も中断させられ、薄明直前まで粘ってなんとか18コマを確保した。

しかし処理してみると、やはり500mmの焦点距離ではかなり小さい。本当はピクセル等倍でも良いぐらいだが、それではぼやけた感じになるので、2x2のソフトビニングとした。
これが「ひまわり」に見えるかどうかというと、ちょっと苦しい感じかも。

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2014年12月28日 (日)

2014/12/27 多可町(ラブジョイ彗星)

昨夜は主にラブジョイ彗星(C/2014 Q2)を目当てにして、多可町まで出撃。

現地は快晴で、とりあえず彗星は撮影できた(画像はクリックで拡大)。

20141227c2014q2lovejoyl

C/2014 Q2 ラブジョイ彗星
2014/12/28 00:40 - 01:23
兵庫県多可町
光害レベル:SQM-L測定値=20.8
気温:-4℃

EOS60Da
William Optics FLT98CF + フラットナーレデューサー4
ISO1600, 120sec x 20コマ
ケンコーSE2赤道儀
笠井ガイドファインダー60, Lodestar Autoguider, iAGによるオートガイド

RStackerによるダーク減算・フラット補正
Lightroom 5.7による現像
ステライメージ7で彗星核基準位置合わせ&加算平均
ステライメージ、Photoshop CCで調整
4x4ソフトビニング、トリミング有り

彗星は推定光度5.2等で、4cm双眼鏡で楽に確認出来た。
ただし高度が低く、南中でも30°弱しかない。そのため南天の光害が強いこの観測地ではカブリがひどく、強めの処理によって星の色が薄めになってしまった。

この彗星は1月にかけて高度と光度が上がり、見やすくなるようだ。
彗星の撮影後は春の星座が天頂まで昇ってきて、短焦点ではあまり撮影するものがなくなってしまった。毎年この季節は長焦点鏡が欲しくなってくる。

とりあえずM63を撮影し始めたが、霧の発生で空がボヤッとしていて、写りもあまり芳しくない。行きがかり上、薄明まで撮影したが、処理によってちゃんとした画像になるかどうか。

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2014年12月 7日 (日)

IC410(ぎょしゃ座の散光星雲)

2014年11月22日の夜に大河内高原で撮影した、ぎょしゃ座の散光星雲IC410の画像を処理した。

20141207_ic410l

ぎょしゃ座の散光星雲 IC410
2014/11/22 23:38 - 1:08
兵庫県・大河内高原
光害レベル:SQM-L測定値=21.2
気温:4℃

EOS60Da
William Optics FLT98CF + フラットナーレデューサー4
ISO1600, 300sec x 17コマ
ケンコーSE2赤道儀
笠井ガイドファインダー60, Lodestar Autoguider, iAGによるオートガイド

RStackerによるダーク減算・フラット補正
Lightroom 5.7による現像
ステライメージ7で加算平均
ステライメージ、Photoshop CCで調整
4x4ソフトビニング、トリミング無し

ぎょしゃ座の五角形の中にある散光星雲。

画面右側には特徴的な白青黄の3つの輝星が並んでいるが、それを挟んでその右には勾玉星雲(IC405)がある。望遠レンズでは勾玉星雲とセットで撮影されることが多い。

この近辺の広域星野画像はこちら

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2014年11月30日 (日)

カリフォルニア星雲

11月22日夜に大河内高原で撮影した、カリフォルニア星雲(Sh2-220)の画像を処理した(画像はクリックで拡大)。

20141122_californial

ペルセウス座のカリフォルニア星雲
2014/11/23 1:34 - 4:11
兵庫県・大河内高原
光害レベル:SQM-L測定値=21.2
気温:4℃

EOS60Da
William Optics FLT98CF + フラットナーレデューサー4
ISO1600, 300sec x 24コマ
ケンコーSE2赤道儀
笠井ガイドファインダー60, Lodestar Autoguider, iAGによるオートガイド

RStackerによるダーク減算・フラット補正
Lightroom 5.7による現像
ステライメージ7で加算平均
ステライメージ、Photoshop CCで調整
4x4ソフトビニング、トリミング無し

ここしばらく望遠鏡直焦点での撮影は暗めの天体ばかり撮影していたが、久しぶりに明るい対象を撮影してみた。いつも画像処理では暗い天体をあぶり出す処理ばかりしているので、その調子で明るいカリフォルニア星雲を処理したら、明るくしすぎてしまった。

それにこの星雲は、いつものFLT98CF+EOS60Daでははみ出してしまう。これはミニボーグの方が良かったかもしれない。

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2014年11月25日 (火)

NGC891(アンドロメダ座の系外銀河)

11月22日夜に大河内高原で撮影した、アンドロメダ座の系外銀河NGC891の画像を処理した。

20141122_ngc891640

2014/11/22 20:50 - 22:31
兵庫県・大河内高原
光害レベル:SQM-L測定値=21.1
気温 約 4℃

EOS60Da
William Optics FLT98CF + フラットナーレデューサー4
ISO1600, 300sec x 16コマ
ケンコーSE2赤道儀
笠井ガイドファインダー60, Lodestar Autoguider, iAGによるオートガイド

RStackerによるダーク減算・フラット補正
Lightroom 5.7による現像
ステライメージ7で加算平均
ステライメージ、Photoshop CCで調整
2x2ソフトビニング後、切り出し

この近辺の系外銀河としては大型のM31やM33があり、そのせいか、このNGC891はこれまで撮影せずに見過ごしてきた。光度は約10等と暗めだが、中央の暗黒帯まではっきり写ってくれた。

また、近くには小さな系外銀河が数多く存在するようで、今回の撮影時にもいくつか写り込んでいた。下の画像はトリミング範囲を広げたもの(クリックで拡大)。

20141122_ngc891795

このNGC891の位置は、アンドロメダ座の左足元のγ星(アルマク)と、散開星団M34のほぼ中央となる(下記画像・クリックで拡大)。

20141122_ngc891m34l

2014/11/22 22:08 - 22:28
兵庫県・大河内高原
X-E2, Ai Nikkor 105mm F2.5S -> F2.8
ISO1600, 120sec. x 10
スカイメモRで自動追尾
RStackerでダーク減算、フラット処理
Lightroom5.7で現像、ステライメージ7, Photoshop CC
3x3ソフトビニング後、切り出し。

近くには、光度9.7等のNGC1023も写っているが、望遠レンズ105mmではNC891共々シミのようにしか写らない。

それに比べてM34(視直径35'、光度5.2等)はさすがに大きく明るい。

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2014年11月17日 (月)

NGC288(ちょうこくしつ座の球状星団)

ここしばらくは朝の水星観察ぐらいしか活動していなかったが、約1ヶ月前の10月18日夜に大河内高原で撮影した、ちょうこくしつ座の球状星団NGC288の画像を今になってやっと処理した。

20141108_ngc288640

2014/10/18 22:59~23:26
兵庫県大河内高原
EOS60Da
William Optics FLT98CF + フラットナーレデューサー4
LPS-P2フィルター使用
ISO1600, 300sec x 6コマ
ケンコーSE2赤道儀
笠井ガイドファインダー60, Lodestar Autoguider, iAGによるオートガイド

RStackerによるダーク減算・フラット補正
Lightroom 5.6による現像
ステライメージ7で加算平均
ステライメージ、Photoshop CCで調整
2X2ソフトビニング後、切り出し

この球状星団は、先日画像処理した系外銀河NGC253のすぐ側にある。
この時も、NGC253を撮影し終えた後、次にNGC247を撮影する前に、近くにあるのでついでに撮影しておいた、という感じだった。そのため、6コマしか撮影していなかった。
なお、これら3天体の位置関係はこちらの記事参照。

集中度はX(12段階で、集中している方から10番目)と、かなりまばらなクラスになるそうだ。視直径は13.8分、光度も8.1等とメシエ天体並みなので、小口径でもある程度写ってくれた。

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2014年11月 3日 (月)

NGC247 (くじら座の系外銀河)

前回、ちょうこくしつ座の系外銀河NGC253を掲載したが、今回はその少し北、くじら座の系外銀河NGC247を処理した。
(NGC253およびデネブカイトスとの位置関係は前回記事の星野画像参照)

20141018_ngc247640

光害レベル:SQM-L測定値=21.1
気温 約 6℃

2014/10/19 00:19~01:34
兵庫県大河内高原
EOS60Da
William Optics FLT98CF + フラットナーレデューサー4
LPS-P2フィルター使用
ISO1600, 300sec x 16コマ
ケンコーSE2赤道儀
笠井ガイドファインダー60, Lodestar Autoguider, iAGによるオートガイド

RStackerによるダーク減算・フラット補正
Lightroom 5.6による現像
ステライメージ7で加算平均
ステライメージ、Photoshop CCで調整
2X2ソフトビニング後、切り出し

前回のNGC253と同日に撮影したが、同じく南天の低空なので光害に埋もれており、LPS-P2を使用した。

NGC253は明るいのでそこそこの写りだったが、このNGC247は淡くて写りが悪かったのでかなり強めの処理をした。そのため荒れた画像になってしまった。月の出によるタイムリミットで、総露出時間を稼げなっかたのも良くなかった。

やはり南が暗いところに行く必要がありそうだし、そもそも小口径短焦点の撮影対象ではないのかもしれない。

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2014年11月 2日 (日)

NGC253(ちょうこくしつ座の系外銀河)

10月18日に大河内高原で撮影した、ちょうこくしつ座の系外銀河NGC253の画像を処理した。

20141018_ngc253l

2014/10/18 20:59 - 22:51
兵庫県・大河内高原
光害レベル:SQM-L測定値=21.0
気温:7℃
FLT98CF, フラットナーレデューサー4
LPS-P2フィルタ使用
EOS60Da, ISO1600, 300sec x 22コマ
RStackerでダーク減算・フラット補正
Lightroom5.6で現像、ステライメージ7、PhotoshopCC
2x2ソフトビニング後、切り出し。

NGC253はちょうこくしつ座とくじら座の境界付近にある大型の系外銀河で、視直径は25.1'、光度は7.1等あるが、メシエ天体ではない。

大河内高原からは南天の低くにしか見えないので、光害に埋もれている。そのため、LPS-P2フィルターを用いて撮影した。大型の銀河のなので、短焦点屈折や望遠レンズでも結構良く写るようだ。

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下の画像は、X-E2にNikkor 105mm F2.5Sを付けて撮影した、デネブカイトス(くじら座β)から南側の星野画像を縦長で切り出したものである。NGC253以外にも、くじら座の系外銀河NGC247、ちょうこくしつ座の球状星団NGC288が写っている。

20141018_cetl

2014/10/18 23:12 - 24:04
兵庫県・大河内高原
X-E2, Ai Nikkor 105mm F2.5S -> F2.8
ISO1600, 120sec. x 17
スカイメモRで自動追尾
RStackerでダーク減算、フラット処理
Lightroomで現像、ステライメージ7, Photoshop CC
3x3ソフトビニング後、切り出し。

NGC247、NGC288も直焦点で撮影しているので、順次処理していきたい。

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2014年10月13日 (月)

NGC281(カシオペア座の散光星雲)

9月27日の夜に大河内高原で撮影した、カシオペア座の散光星雲「NGC281」の画像を処理した(画像はクリックで拡大)。

20140927ngc281l

2014/9/28 1:05 ~ 2:36
大河内高原
光害レベル:SQM-L測定値=21.3
気温:14℃

FLT98CF + フラットナーレデューサー4
EOS60Da, ISO1600, 300sec x 17
Guidefinder60, Lodestar Autoguider + iAG
RStackerによるダーク減算、フラット補正
Lightroom 5.6による現像
ステライメージ7、Photoshop CC
トリミング有り

こちらの星野画像を見るとカシオペア座付近の散光星雲分布がわかるが、この画像の中央やや右下(カシオペア座のW字のすぐ下)の小さな散光星雲が、このNGC281になる。

小さな星雲で、APS-Cと500mmでは写野が広すぎになるため、トリミングした。

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