遠征・光害・観測環境

2019年4月28日 (日)

2019/4/27 大河内高原

昨夜はSCWの予報では雲が多そうだったが、長期間遠征をしていないので機材の動作確認を兼ねて大河内高原まで行くことにした。

現地に着くとやはり予報通り雲が多かったが、しばらく待っていると徐々に晴れてきた。

まずBORG 71FLとEOS60Daの組み合わせをJILVA-170に載せて撮り始めた。昨年秋以来久しぶりのJILVA-170使用だが、極軸合わせはナンチャッテ極望で手早く済み、追尾も問題無さそう。
しかしなかなか晴れない薄雲で星がにじむ上、強風で星像が飛び跳ねるコマが多く歩留まりが非常に悪い。

直焦点の方は半ばあきらめて放置し、KPと広角レンズ、固定三脚とアストロトレーサーで気軽に星景・星野を撮ることにした。

 

20190427_gemini

沈むぎょしゃ座とふたご座

2019/4/27 21:43 兵庫県神河町大河内高原内
光害レベル SQM-L測定値=21.4 気温3°C
PENTAX KP
SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM -> 18mm F2.8
ケンコーPRO1Dプロソフトン(A)
ISO1600, 120sec. 1コマのみ
アストロトレーサー使用
RStackerでダーク減算、Photoshop CCで現像

画面下の強い光は峰山高原のホテルの照明。

お気軽路線ということならJPEG出力そのままの方が楽で良いのだが、JPEG出力は微光星に偽色が出て見苦しいので、仕方なくPhotoshopでRAW現像した(ついでにRstacerでダーク減算)。

アストロトレーサーはスッキリ晴れずポタ赤を出そうかどうか迷っているとき、とりあえず固定撮影の手軽さで追尾撮影できるのが便利。今回は120秒露出だが、広角レンズなので問題なく追尾してくれている(ただし周辺の星像が若干伸びるのは仕方ない)。

 

20190427_north

北斗七星とこぐま座、北極星

2019/4/27 22:18 兵庫県神河町大河内高原内
光害レベル SQM-L測定値=21.4 気温3°C
PENTAX KP
SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM -> 18mm F2.8
ケンコーPRO1Dプロソフトン(A)
ISO1600, 120sec. 1コマのみ
アストロトレーサー使用
RStackerでダーク減算、Photoshop CCで現像

同じ焦点距離・露出時間でも、アストロトレーサーによる周辺の星の伸びが上のふたご座に比べて少ない。天の北極に近いので星の動きが小さいため?

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2018年11月16日 (金)

2018/11/10 大河内高原

2018/11/10の夜は久しぶりに大河内高原(神河町)まで足を伸ばした。
 
色々あって現地に着くのが23時頃と遅くなってしまい、しかも着いたとたんに曇ってしまった。
1時頃まで待っていたが晴れないので諦めて帰ろうかと思ったところ、徐々に雲が切れてきたので更に粘っていると、2時頃に快晴となった。帰らなくて良かった。
 
2台のポタ赤でバラ星雲やオリオン座などを撮影し、5時の薄明で撤収した。
 
下は薄明直前に8コマだけ撮影した冬の大三角のスナップ。
 
20181110_wintertril
 
2018/11/11 4:38 - 4:55 兵庫県神河町 大河内高原
光害レベル:SQM-L測定値(天頂)=21.4, 気温6℃

PENTAX KP, SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM
18mm F2.8 / ISO3200 / 120sec. x 8
プロソフトンA使用
スカイメモRでノータッチ恒星時追尾
 
大河内高原内では、砥峰、峰山、太田池のどこに行っても南天の光害は避けられない。この画像も光害カブリを色々細工して消しているので、星の色がおかしいところがある(特に右下)。

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2018年10月14日 (日)

2018/10/13 加西市(ポラリエかアストロトレーサか)

昨夜は曇りがちとの予報で、ダメ元で加東市へ行ったがやはりベタ曇り。西の方がマシらしいので加西市へ移動したが、やはり曇り。
雲の隙間からなんとか見えるペルセウス座をスナップ撮影して早々に帰宅した。
 
20181013per
 
2018/10/13 23:06 兵庫県加西市

Pentax KP, SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM (29mm F2.2)
プロソフトンA 使用

ISO1600, 40sec.

アストロトレーサー使用

 
今回のように「ボウズ回避」のため、一瞬の晴れ間からスナップを撮るのには、少しの間なのでレンズヒータは不要。セルフタイマーとタイム露出を使えばリモートコードも不要。なるべく素早くしたい。
 
追尾をどうするかだが、まずアストロトレーサーが最も手軽だ。三脚を出し、カメラをぐるぐる回してキャリブレーションし、三脚に付けて撮る。設置場所や向きも手軽に変えられる。
 
一方ポータブル赤道儀(ポタ赤)は極軸合わせとか電源接続とか色々面倒で時間がかかる。しかしスカイメモやJILVAはともかく、ポラリエは内蔵した単三充電池で撮影できるので、雲台を一つ重ねる感覚で使える。極軸合わせも、広角レンズの短時間露出で1コマだけのスナップショットならだいたい北の方を向けて置くだけで良い。ひょっとしたら、アストロトレーサーのキャリブレーションでぐるぐる回す時間よりも、ポラリエの設置の方が早いかもしれない。
 
アストロトレーサーの追尾はキャリブレーションの状態により時々失敗するので、ポラリエの追尾の方が安定して確実。
重さはポラリエが電池別で740gある。アストロトレーサーは、KPのようにO-GPS1を外付けする場合でも60gと軽い。K-3IIのような内蔵機種なら0g。
 
実際両者の手間はあまり変わらないのかもしれないが、アストロトレーサーの「お手軽感」は大きい。
 
Fig1
 

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2018年10月 8日 (月)

2018/10/7 加東市(JILVA-170本格稼働)

昨夜は台風通過後の晴れ間を狙って、近場の加東市まで撮影に出かけた。
(この辺りは遠征とは呼べないかも)。
 
幸い数時間の快晴に恵まれ、今回はJILVA-170もある程度の時間稼働することが出来た。
先月、彗星(21P)を撮影した際はミニボーグ60ED+レデューサー7885(0.85xDG)にPENTAX KPを用いたが、今回はEOS 60Daを使用し、赤い散光星雲のカリフォルニア星雲を狙ってみた。
Jilvaeos60da
 
 
ひとまずJPEG出力画像をチェック。
 

20181007california1
 
ISO3200で露出時間を120秒としたところ、ガイドの成功率はおおむね8割~9割程度。
特に撮影開始直後にズレているコマが多く、最後の方はほぼ10割成功しているので、望遠鏡やカメラ、コード類の支持の方に問題が有るのかもしれない。
 
中央部ピクセル等倍の切り出し。だいたいこのぐらいならOK。この程度のコマが8割程度
20181007california2
 
このぐらいが1~2割程度。撮影開始後すぐに多発。NGにしたいけど、コマ数を稼ぎたいので、.縮小するのであれば使えそう。
20181007california3  
 
画像処理はまた後日ゆっくりやりたい。
 
導入したばかりのPENTAX KPは、今回は標準ズーム(シグマ18-35mm F1.8)を付け、ポラリエに載せて星野撮影をした。
 
20181007cepl
 
はくちょう座からカシオペア座にかけての星野

 2018/10/7 23:14 - 0:33
兵庫県加東市 気温:20℃、光害レベル:SQM-L測定値(天頂):20.8

PENTAX KP

SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM 
(18mm F2.5)
90sec,  ISO3200 x 45コマ

ビクセン ポラリエ
 ノータッチ恒星時追尾
RStackerによるダーク減算・フラット補正

Lightroom CCによる現像、DeepSkyStackerでスタック

ステライメージ8、Photoshop CCで調整 4x4ソフトビニング

短時間露光なので、ポラリエの極軸合わせは覗き穴に北極星を入れただけ。
F2.5まで絞っているが、きつめの処理をすると最周辺部の周辺減光が目立つ。
 
 
明け方は雲が多く、雲を入れた1コマ撮りばかりとなった。
KPは無改造機だが、1コマ撮りでもエンゼルフィッシュやバーナードループがうっすらと確認出来る。
 
20181007orion

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2018年9月17日 (月)

2018/9/16 ジャコビニ・チンナー彗星(21P) & M35 & JILVA-170

このところ秋雨前線が停滞して天候に恵まれなかったが、昨夜は少しだけ晴れ間が期待出来そうということで、最近購入したポータブル赤道儀JILVA-170の初使用を兼ねて近場の加東市まで遠征した(砥峰あたりまで行くパワーもなかなか出てこない)。
 
元々、フィルムカメラ時代にスカイメモRと双眼鏡で活動していたが、そのうち望遠鏡の直焦点とオートガイドに移行し、荷物と手間が増え、どんどん面倒になってきた。
 
そこで現在、機材のダウンサイジングとお手軽化を進めている。撮影は、焦点距離300mmぐらいとAPS-Cデジカメでノータッチ放置出来ればということで、SWATよりも更に精度が良いらしいJILVA-170(日本仕様試作品)を購入した。
 
天候はやはり曇りがちだったが、1時間程度晴れ間もあったので、ふたご座のM35に接近中のジャコビニ・チンナー彗星(21P)を撮影することが出来た。
 
2018091621pbind4

ジャコビニ・チンナー彗星(21P)&ふたご座の散開星団M35

 2018/9/17 2:22 - 2:33
兵庫県加東市 気温:24℃、光害レベル:SQM-L測定値(天頂):20.8

PENTAX KP

ミニボーグ60ED + レデューサー0.85×DG【7885】(f298mm F5)

150sec,  ISO3200 x 4コマ

JILVA-170
 ノータッチ恒星時追尾
RStackerによるダーク減算・フラット補正

Lightroom CCによる現像、DeepSkyStackerで恒星基準スタック

ステライメージ8、Photoshop CCで調整 4x4ソフトビニング

 
恒星基準スタックなので、これ以上コマ数を増やすと彗星が流れてしまう(DSSには恒星と彗星の両方を点像にする機能があり、それも試してみたが、あまりきれいには仕上がらなかった)。
 
JILVA-170の精度はおおむね良好。300mmと画素ピッチの細かなAPS-Cデジカメで150秒ノータッチガイドを目安としたが、7割程度はほぼ点像。後は若干赤径方向に星像が歪んでいるコマもあるが、(自分的には)使えるレベル。デジカメに接続したリモートケーブルや外部電源ケーブルが整理されておらず垂れ下がったりしていたので、この辺りが影響している可能性が有る。
天の赤道付近のオリオン座三ツ星でも試写してみたが、おおむね同様の傾向で歩留まりは良さそう。
 
これからしばらくはミニボーグ60ED&ポタ赤(JILVA, ポラリエ)を主力とする予定で、長らく活躍したFLT90CF&ケンコーSE2赤道儀は留守番になりそう。

なお、JILVAの三脚はSE2赤道儀用の三脚を流用している。大きくて頑丈だが、重くて組み立てがしんどいので、もう少し小さめの三脚でも良いかもしれない。

ミニボーグを載せるときは、ビクセンのポタ赤向けパーツ類を流用してドイツ式にしている。、
201809161

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2018年8月13日 (月)

2018/8/12 ペルセウス座流星群

本日(13日)がペルセウス座流星群の極大日ということで、昨夜(12日)の深夜から加古川市の北部まで遠征した。

ここは、SQM-L測定値で20.5程度で、秋の天の川はうっすら見えるが、光害によるカブリはかなりある。明石市内の自宅と砥峰高原の中間的な空。

最初は雲が多かったが、明け方頃にはかなり晴れてきて、肉眼では42個の流星(散在含む)を確認出来た。
撮影の方は先日購入したPENTAX KPにSIGMA 17-50mm F2.8ズームを付け、アストロトレーサーを用いて行った。露出設定は全て、絞りF3.5、露出時間60秒、ISO3200で行い、流星の写っている付近でトリミングしている。
 
20180812per1_2
 
20180812per2_2

下の画像はProソフトン(A)使用、2コマを比較明合成。
20180812perori1100_2

今回はポラリエやスカイメモを使わず、アストロトレーサーを購入後最初のテストとして使ったのだが、なかなか手軽で便利。雲が多くて北極星が見えなくてもとりあえず撮影開始できるし、構図などの変更のために場所を手軽に移動できる。広角レンズで1~2分程度なら全く問題なく追尾できるが、赤道儀追尾と違ってコマ毎に星が移動していくので、多数枚合成は無理。
 
またPENTAX KPだが、電池の持ちが悪いとの評判通り、1時間ちょっとで電池切れになってしまった(これはSDカードにFlashAirを使っていたせいもあるかも)。これについては、AC電源アダプターと100Vコンセントのあるポータブルバッテリーで対処したが、かさばるのでお手軽度がかなり下がってしまう。
 
あとは、やはり性能の良い広角レンズがほしい。とりあえず付ける用に買ったSIGMAの標準ズームの周辺部はやはり厳しい。基本的にはトリミングが前提。
SIGMAの18-35か、来年に延期されたPENTAX純正の「DA★11-18mmF2.8ED DC AW」を待つか。でも後者は高そう。

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2016年10月29日 (土)

ウェスパ椿山

最近は天文活動を全くしておらず、長い間星空を見ていなかったが、先日旅行で訪れた青森県で、思いがけず素晴らしい星空を見る事が出来た。

弘前から「リゾートしらかみ号」に乗り、五能線の美しい景色を見ながらたどり着いたのは、青森県深浦町にあるコテージ宿泊施設の「ウェスパ椿山」。深浦町は全国星空継続観察で日本一になったことがあるほどの星空観察好適地であることは事前に把握してはいたが、宿泊日が月齢14の満月前で、夕方に昇った月が明け方に沈むと同時に薄明が開始する、“暗夜ゼロ”の最悪の条件なので、特に観望や撮影の用意はしていかなかった。

夕食後にレストラン前の駐車場で空を見上げると夏の大三角が見えていたが、月が明るく、特に興味を引かれず、早々に就寝してしまった。

ところが、明け方ふと目が覚めて外に出てみると、西の低空に月は残っているものの、満天の星で、秋の天の川も見えた。とりあえず写真を撮ろうとしたが、持って来ているのは標準ズーム付きのX-E2だけで、三脚もケーブルレリーズも無い。仕方がないので、カメラを直接地面において、適当な小物で角度を調節し、ズームを最広角端にして絞り開放、ISO1600で、タイム(T)露出で最長の30秒にセット、セルフタイマーを使って何とか撮影した。

Wes1_2

施設内には常夜灯やコテージなどから漏れる灯りがあるが、更に月が低くなるにつれて、冬の天の川も見えだした。

Wes2_2

天頂付近の撮影は、カメラを地面に上向きにおいて行ったので、ファインダーも背面液晶も見えず、構図は運任せ。

Wes4_2

しかし、すぐに薄明が始まり、天の川が消え、東の方からうっすら明るくなってきた。

Wes3_2

短い時間だったが、久しぶりに天の川が見えるような星空を見る事が出来て、大満足。これがちゃんとした暗夜なら、もっと素晴らしい星空なのだろうと思う。

#

さて、夜が明けてからは、本来の旅行目的である「十二湖」を訪れた。この日の快晴は終日継続し、美しい湖や、白神山地のブナ林散策を楽しむことが出来た。“美しい湖”は、一昨年の「神の子池(北海道)」以来。神の子池が一つだけなのに対し、十二湖は数が多く、主要な湖を見て回るだけでもかなりの時間がかかる。

青池
12aoike_2

沸壺の池
12wakitubo_2

糸畑の池
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また、ウェスパ椿山は夕日も素晴らしかった(列車の時間が迫っていて、完全に沈むまでは居られなかったのが残念)。  

Sunset_2

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2015年1月 4日 (日)

A's balcony 移転

移転といってもWEBサイトではなく、現実の居住地の話で、昨年末にこれまで住んでいた加古川市のマンションを引き払い、明石市の戸建てへ引っ越しした。

新居はマンションと戸建てが混在する住宅密集地で、2階のバルコニーからは隣家の屋根と自家の屋根の隙間から南西の空の高い部分~天頂がやっと見えるぐらい。旧居の眺めの良さとは比べものにならない。

せめて惑星だけでも観測出来るかと思っていたが、南の隣家の屋根には高いテレビアンテナが立っていたりして、かなり苦しい感じ。今の土星のように高度が低い惑星は無理かも。もちろん水星は見えるはずもない。

旧居は築30年近いマンションでかなりボロく、住むにはあまり快適とは言えなかったが、ベランダから南東方面の眺めは抜群で、西方離角期には水星が連日見えたり、カノープスも光害に埋もれながらも肉眼で見えたり、M42やM45等の明るい星雲なら光害カットフィルターを付けて直焦点撮影が出来たりした。

また、時折やってくる彗星や、月食などのイベントも自宅にいながらにして見る事ができた。

20121205_170

2012/12/5 水星、金星、土星の接近

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20121115_m421000

2012/11/15 M42 オリオン大星雲

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20131220_c2013r1_lovejoyl

2013/12/20 C/2013 R1 ラブジョイ彗星

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この環境を手放すのは非常に惜しかったが、毎日の神戸方面への通勤が少し楽になる事との引き替えに、あきらめざるを得なかった。

今のところ引っ越しの荷物の整理がまだまだ残っていて、バルコニーへの赤道儀設置も出来ていない。出来るだけ早く設置して、とりあえずは木星がどの程度見えるか確認したいが、これまでに比べて観測回数がかなり減ることは間違いなさそうだ。

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2014年12月28日 (日)

2014/12/27 多可町(ラブジョイ彗星)

昨夜は主にラブジョイ彗星(C/2014 Q2)を目当てにして、多可町まで出撃。

現地は快晴で、とりあえず彗星は撮影できた(画像はクリックで拡大)。

20141227c2014q2lovejoyl

C/2014 Q2 ラブジョイ彗星
2014/12/28 00:40 - 01:23
兵庫県多可町
光害レベル:SQM-L測定値=20.8
気温:-4℃

EOS60Da
William Optics FLT98CF + フラットナーレデューサー4
ISO1600, 120sec x 20コマ
ケンコーSE2赤道儀
笠井ガイドファインダー60, Lodestar Autoguider, iAGによるオートガイド

RStackerによるダーク減算・フラット補正
Lightroom 5.7による現像
ステライメージ7で彗星核基準位置合わせ&加算平均
ステライメージ、Photoshop CCで調整
4x4ソフトビニング、トリミング有り

彗星は推定光度5.2等で、4cm双眼鏡で楽に確認出来た。
ただし高度が低く、南中でも30°弱しかない。そのため南天の光害が強いこの観測地ではカブリがひどく、強めの処理によって星の色が薄めになってしまった。

この彗星は1月にかけて高度と光度が上がり、見やすくなるようだ。
彗星の撮影後は春の星座が天頂まで昇ってきて、短焦点ではあまり撮影するものがなくなってしまった。毎年この季節は長焦点鏡が欲しくなってくる。

とりあえずM63を撮影し始めたが、霧の発生で空がボヤッとしていて、写りもあまり芳しくない。行きがかり上、薄明まで撮影したが、処理によってちゃんとした画像になるかどうか。

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2014年11月23日 (日)

2014/11/22 大河内高原

昨夜は予報的には微妙だったが、折角の休みなのでとりあえず大河内高原まで行ってみることにした。

現地に着くと予想外に快晴だったが、透明度が悪い。

機材はいつものFLT98CFとEOS60Daの直焦点セットで、まずは予定していたきりん座のIC342を狙った。

20141122_ic342

しかし、元々淡い対象であるのに加え、この透明度の悪さと、夜早い時間帯の光害もあって背景に埋もれてしまった。これはコンポジット枚数を稼いだとしても、まともな画像にはなりそうになかったので、取りやめることにした。

その代わりに撮影対象としたのが、アンドロメダ座のNGC891。

20141122_ngc891

この近くには大型の系外銀河であるM31とM33があるので、その陰になっていつも見過ごしてきたが、結構明るく、小口径での撮影でも中央の暗黒帯が分かる。また、この辺りは細かな系外銀河が多数あって、今回も結構な数が写り込んでいた。

その後は、ちょうど良い高度になっていたぎょしゃ座のIC410。

20141122_ic410

これも透明度の悪さで、スッキリしない。

最後はカリフォルニア星雲。

20141122_california

これも同じく、ボヤッとしている。

また、直焦点撮影の傍らスカイメモにX-E2を載せ、中望遠レンズでの撮影をした。

結局朝まで快晴だったが、夜が明けてみると、やはり黄色っぽく濁った空だったので、あまり良いコンディションでは無かったようだ。

上の画像は全てJpegの1コマのみなので、後日画像処理を行っていきたい。

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