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2019年3月 3日 (日)

くらげ星雲(光害地 Quad BP)

2019年2月24日夜に自宅で撮影した「くらげ星雲(IC443)」の画像を処理した。
 
20190224ic443bind4  
2019/2/24 21:03 - 23:32 /兵庫県明石市
気温 5℃、光害レベル:SQM-L測定値=18.4
FLT98CF + フラットナーレデューサー4(約490mm F5)
サイトロンQuad BPフィルター使用

ケンコーSE2赤道儀、PHD2によるオートガイド
ガイド鏡:笠井ガイドファインダー60, オートガイダー:Lodestar Autoguider
 
ASI294MC Pro センサー温度-10℃ ゲイン300,  180sec x45コマ
撮影ソフト:APT(PHD2連携でディザリング)

ステライメージによるダーク・フラット、デベイヤー
DeppSkyStackerでコンポジット処理

FlatAide, Photoshop, ステライメージで調整
3x3ソフトビニング後、トリミング
 
春の霞んだような空で、SQM-L測定値は18.4と冬期としては悪い。そのためか冷却CMOS+Quad BPフィルタを用いても星雲の淡い部分は光害に埋もれてしまった。
それをかなり強い画像処理で無理にあぶり出したため、ちょっと不自然な「塗り絵的」な画像になってしまった。
 
下は処理前の画像1コマのみをデベイヤーしただけのもの(4分の1に縮小)。
201902241  
はっきり見えるのはくらげの頭の部分のみ。あとは足の部分が見えるか見えないかといった程度。この段階で見える部分はそれほど強い処理をしなくても自然な感じで出せる。
 
このような強い画像処理で最近便利に使っているのが、FlatAide Proの「バッチキャリブレーション補正」。基本のフラット補正で補正しきれなかった背景のムラを除去してくれる。
 
事前準備については対象天体撮影と同条件で、近くの星野で星雲等が無い領域の画像を1コマ撮影するだけなので簡単。これをシェーディング画像に加工してフラット補正するという仕組み。
 
ただし対象天体撮影中に曇って中断した場合はその後にこの画像が撮影できなくなるため、最初に撮影しておいた方が良いかもしれない。星を除去してボカシをかけるので、ピントを厳密に合わせる必要も無さそう。

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