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2019年3月10日 (日)

NGC2174 モンキーフェイス星雲(光害地・Quad BP)

2019年3月1日夜に光害地である自宅で撮影したオリオン座のNGC2174(モンキーフェイス星雲)の画像を処理した。
この星雲はふたご座カストルの足元にあり、くらげ星雲やM35に近いため、ふたご座のイメージがあったのだが、実際はオリオンの振り上げた腕の先付近でオリオン座に入るようだ。
 
20190301monkeyl  
2019/3/1 19:38 - 24:00 /兵庫県明石市
気温 10℃→5℃、光害レベル:SQM-L測定値=17.8→18.5
FLT98CF + フラットナーレデューサー4(約490mm F5)
サイトロンQuad BPフィルター使用
ケンコーSE2赤道儀、PHD2によるオートガイド
ガイド鏡:笠井ガイドファインダー60, オートガイダー:Lodestar Autoguider
ASI294MC Pro センサー温度-10℃ ゲイン300,  180sec x48コマ
撮影ソフト:APT(PHD2連携でディザリング)
ステライメージによるダーク・フラット、デベイヤー、コンポジット処理
FlatAide, Photoshop, ステライメージで調整
3x3ソフトビニング後、800x800でトリミング
 
撮影は19:38から開始したが、途中で大幅にピントがズレてしまい、多数のコマが没になった。再調整して撮影再開し、24時までに48コマ(144分)を確保した。
 
その間に気温も光害レベルも大きく変化してしまったが、このようなとき冷却カメラはセンサー温度を一定に保てるので便利。
 
光害レベルの変化はどうしようもないが、Quad BPフィルターを付けているためか、撮影結果はそれほど大きく変化していない。このフィルターをしばらく使ってみた印象としては、光害レベルが悪い(SQM測定値が小さい)、日没後早めの時間帯から散光星雲を良好に撮影できる感じ。
 
今年に入ってから自宅でカラー冷却CMOSカメラとQuad BPフィルターの組み合わせで撮影しているが、今回の「モンキーフェイス星雲」程度の明るめの散光星雲なら、結構良い感じに写るようだ。もちろん、とても明るい「オリオン大星雲」とか「燃える木星雲・馬頭星雲」等はもっとしっかり写る。
しかし、「くらげ星雲」や「メデューサ星雲」はちょっと苦しい感じだったので、この辺りが限界かもしれない。

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