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2019年1月

2019年1月28日 (月)

ASI294MC Pro

冬本番の寒さだが、夏場の運用を考えてカラー冷却CMOSカメラ「ASI294MC Pro」を導入した。
ひとまずEOSマウントのアダプターで、William Opticsフラットナーレデューサー4に取付けてみた。
 
Asi294mcpro
 
これまで惑星向けにDFK21AU618.ASは使ってきたが、この手のCMOSカメラは初めて使うので、使い方がまだ良く分からない。
とりあえず動作確認のため上の画像のカメラ+レデューサーをFLT98CFに取付けて赤道儀に載せ、オートガイド無し、フラット無し、ダーク無しで、SharpCap3.2でLive Stackingしてみた。なお、光害地なのでEOSマウントアダプターにLPS-P2(48mm)を付けている。冷却温度は0℃。
 
下はGain390, 8sec x 77フレーム(616sec)のスタッキング結果そのまま。対象はM42。
 
Stack_16bits_77frames_616s 
 
ステライメージとPhotoshopで軽く処理すると下のようになった。
 
M42bind3
 
マイクロフォーサーズサイズではあるが、やはりかなりの周辺減光。さすがに光害地のLPS-P2使用でフラット処理無しは厳しい。色ムラも生じており手作業では補正しきれない。
 
しかし中央部はたった10分露出にしてはなかなか良い写りだと思う。ちゃんとフラット撮影しておけば良かった。また、中央部に収まる惑星状星雲とか小さめの銀河ならフラット無しでもいけそう。
 
これからぼちぼち使いこなしていきたい。

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2019年1月27日 (日)

オリオン座付近の星野

昨年秋、2018/11/10の夜に大河内高原で撮影した「オリオン座付近の星野」の画像を処理した。
 
20181110orionbind5  
2018/11/11 2:27 - 5:09 兵庫県神河町 大河内高原
光害レベル:SQM-L測定値(天頂)=21.4, 気温6℃

PENTAX KP, SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM
35mm F2.8 / ISO3200 / 120sec. x 57
スカイメモRでノータッチ恒星時追尾
RStackerによるダーク減算・フラット補正、DeepSkyStackerで加算平均コンポジット
ステライメージ8、Photoshop CCで調整。
4x4ソフトビニング
 
使用したカメラはPENTAX KPの無改造機のため、画像処理で赤色をかなり持ち上げたが、それでバーナードループやエンゼルフィッシュがはっきり分かるようになった。
ただし、写りは以前EOS 6D(無改造)で撮影したものの方が良いように思う。やはり星野にはフルサイズの方が有利かも。
 
最近は冬期ということもあって自宅で対光害フィルタを用いて撮影しているが、やはり遠征地で撮影した画像は強調処理がしやすい。
 

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2019年1月20日 (日)

バラ星雲(Quad BPフィルター + 無改造デジカメ)

2018年1月13日夜に光害地である自宅でQuad BPフィルターを用いて撮影した「バラ星雲」の画像を処理した。
 
20190113_rosebind5
 
2019/1/13 23:11 - 2019/1/14 02:16 /兵庫県明石市
光害レベル:SQM-L測定値=19.0
気温 約 1℃

PENTAX KP
William Optics FLT98CF + フラットナーレデューサー4 (490mm F5)
サイトロンQuad BP フィルター使用
ISO3200, 120sec x 83
ケンコーSE2赤道儀
笠井ガイドファインダー60, Lodestar Autoguider
PHDによるオートガイド(Raspberry Pi + Stellarmate OS)

RStackerによるダーク減算・フラット補正、ステライメージ8で加算平均コンポジット
Photoshop CCで調整。
4x4ソフトビニング
 
ここ最近は遠征用のミニボーグ60EDや71FLを用いていたが、久しぶりにFLT98CFを引っ張り出してきた。
 
カメラは無改造のPENTAX KPだが、明るいバラ星雲本体は問題なく写る。ただ、周囲の淡い散光星雲は先日EOS 60DaとQuad BPフィルタで撮影した時の方が短時間で良く写った。やはり天体専用機を用いる方が良さそうだが、ノイズは60DaよりもKPの方が少ないので悩むところ。

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2019年1月17日 (木)

M42 オリオン大星雲(Quad BPフィルター+無改造デジカメ)

2018/1/12の夜、光害地である自宅で撮影したM42(オリオン大星雲)付近の画像を処理した。
撮影にはQuad BPフィルターと無改造デジカメ(PENTAX KP)を用いた。無改造だがM42は非常に明るい星雲なので難なく写っている。ただし青色は出にくかったので、画像処理でかなり青色を強調している。
 
2019012m43allbidd5_2  
2019/1/12 21:39 - 2019/1/13 00:18 /兵庫県明石市
光害レベル:SQM-L測定値=19.0
気温 約 1℃

PENTAX KP
BORG71FL+レデューサー0.72xDGQ(288mm F4.1)
サイトロンQuad BP フィルター使用
ISO3200, 120sec x 72, 15sec x20
ケンコーSE2赤道儀
笠井ガイドファインダー60, Lodestar Autoguider
PHDによるオートガイド(Raspberry Pi + Stellarmate OS)

RStackerによるダーク減算・フラット補正、ステライメージ8で加算平均コンポジット
Photoshop CCで調整。
4x4ソフトビニング
 
筋状のノイズはEOS 60Daよりも今回のKPの方が少ないが、それでも強調処理をするとかなり目立ち、対処に苦労した。
この筋状ノイズを消すのに効果的だったのは、「Nikcollection」の「Difine2」の
中にある「バンディング除去」。これをコントロールポイントを用いて部分的に適用することで何とかごまかした(が、まだ消しきれず残っている)。

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2019年1月14日 (月)

月面X

昨夜22時14分に撮影した、上弦の月の「月面X」。
月齢は7.5。
 
20190113_moonx2
 
下の画像は月全体。
北を上にしており、「月面X」は下の方(南側)にある。
20190113_moonx1
 
2019/1/13 22:14
兵庫県明石市
FLT98CF, フラットナーレデューサー4
PENTAX KP, ISO800, 1/400sec
SE2赤道儀(月速度追尾)
Photoshop CCで調整、トリミング

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2019年1月12日 (土)

カリフォルニア星雲(Quad BP)

昨年12月31日夜、年が明ける直前に自宅でQBPフィルターを用いて撮影したカリフォルニア星雲の画像を処理した。
 
20181231carliforniabind6  
2018/12/31 21:06 - 23:41 /兵庫県明石市
光害レベル:SQM-L測定値=19.0
気温 約 0℃

EOS60Da
BORG71FL+レデューサー0.72xDGQ(288mm F4.1)
サイトロンQuad BP フィルター使用
ISO3200, 120sec x 72
ケンコーSE2赤道儀
笠井ガイドファインダー60, Lodestar Autoguider
PHDによるオートガイド(Raspberry Pi + Stellarmate OS)

RStackerによるダーク減算・フラット補正、ステライメージ8で加算平均コンポジット
Photoshop CCで調整。
4x4ソフトビニング後、周辺部を若干トリミング
 
これも筋状のノイズが盛大に出てしまい、星雲の淡い部分では誤魔化し切れなかった。
それから、どうしても色が赤一色で単調になるため、星雲の濃い部分をNik CollectionのSilver Efex Pro2で構造を強調してみた。

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2019年1月 6日 (日)

クリスマスツリー星団・コーン星雲&IC2169(Quad BP)

今年元旦の未明、光害地である自宅にて撮影した「クリスマスツリー星団・コーン星雲(NGC2264)」とIC2169付近の画像を処理した。
撮影には先日購入したサイトロン「Quad BP Filter」を用いた。
 
20181231_xmasl
 
2019/1/1 1:04 - 3:55 /兵庫県明石市
光害レベル:SQM-L測定値=19.0
気温 約 0℃

EOS60Da
BORG71FL+レデューサー0.72xDGQ(288mm F4.1)
サイトロンQuad BP フィルター使用
ISO3200, 120sec x 66
ケンコーSE2赤道儀
笠井ガイドファインダー60, Lodestar Autoguider
PHDによるオートガイド(Raspberry Pi + Stellarmate OS)

RStackerによるダーク減算・フラット補正、ステライメージ8で加算平均コンポジット
FlatAide Pro, Photoshop CCで調整。
4x4ソフトビニング後、周辺部を若干トリミング
 
この領域を選んだのは、Quad BPフィルターと天体向けデジカメを用いて、光害地の自宅から
 
 (1)どの程度淡い星雲が撮影できるか。
 (2)青色の星雲がどの程度写るか。
 (3)その後の画像処理は問題なく出来るか。
 
を確認したかったため。
 
(1)については、「光害地にしては、予想よりは良く写った」が、やはり光害の無い遠征地で撮影したものに及ばない。例えばIC2169周辺の暗黒星雲などがほとんど分からない。(以前、兵庫県中部で撮影した画像では、一時間程度の露出ではっきり写っている。)
ただしこれは(3)の筋状ノイズを誤魔化すために埋もれてしまったので、ノイズ対策や露出時間の延長で改善できる見込みはある。
 
(2)について、青色の写りは非常に悪く、画像処理でかなり青色を強調する必要があった。
 
(3)について、今回の処理は色々と不明なところがあり、かなり苦労した。何度も試行錯誤を繰り返したので時間もかなりかかってしまった。正月休み最終日の今になってとりあえずの状態で仕上げたが、やや不自然な画像となってしまった。更に改善が必要とおもう。
 
特に困ったのは「格子状の色ムラ」と「筋状のノイズ」。
(下の画像)
 
Noise  
格子状の色ムラはなかなか原因がつかめなかった。ダーク画像が合っていないとか、枚数が不足かと思ってダーク画像を色々撮り直したり、ダーク画像をやめてバイアス画像のみにするなど試したが、改善されず。
 
次にスタッキングをDeepSkyStacker(DSS)からステライメージ(SI)に変えると解消された。
DSSの設定が何か間違っているのかもしれないがよく分からないので、当面スタッキングはSIに戻すことにした。位置合わせなどを含めて処理自体はDSSの方が速いので、なんとかDSSで正常に処理したい。
 
筋状のノイズは以前からノイズが多めのデジカメ(主にEOS Kiss)で生じていたが、60Daでも強い処理を行うと目立ってくる。これは対症療法的には撮影時にディザリングすることで対処できるそうだ。しかしそうなると(私の手持ち機材では)撮影時にパソコンが必要になってくるので、ちょっと面倒になってくる(現在はRaspberry Piのみでオートガイド)。以前行っていたようにiAGにシャッターコントロールBOXを付けるか、もしくはBackyard EOSを購入してPHDと連携させるか。ただし後者ではPENTAXは使えない。
 
そうなると、どうせ自宅でパソコンまで使うのであれば、(夏のことも考えると)最近価格が手ごろになってきた冷却CMOSカメラの方が良いのでは、という気もする。

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2019年1月 3日 (木)

2019/1/3 ウィルタネン彗星(46P)

今日未明に自宅バルコニーで撮影したウィルタネン彗星。
推定光度は約6等で昨年12月からはかなり暗くなったが、写真にはまだ良く写る。
 
20190103_46p640
 
2019/1/3 4:15 - 4:40 /兵庫県明石市
光害レベル SQM-L測定値=19.0, 気温3℃
EOS60Da,  BORG71FL+レデューサー0.72xDGQ(288mm F4.1)
LPS-P2フィルタ使用 ISO3200, 30sec x45
ケンコーSE2赤道儀による恒星時追尾(オートガイド無し)
Lightroom CCで現像、DeepSkyStackerで彗星核基準コンポジット
ステライメージ8, FlatAide Pro, Photoshop CCで調整。
3x3ソフトビニング後、640x640の範囲を切り出し。
 
これまで46Pの直焦点撮影にはPENTAX KPを用いていたが、今回はそれまでEOS60DaでHα星雲を撮影しており、カメラを交換するのが面倒でそれをそのまま使った(フィルターはQuad BPからLPS-P2に交換)。
 
しかしKPに比べて60Daは同じISO感度でのノイズが多い。特に背景にうねうねとした赤色のムラが生じて、これはノイズ低減では取れないため、誤魔化すのに苦労する。赤外領域が重要ではない天体の場合、面倒でもKPに交換した方が良さそうだ。

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2019年1月 2日 (水)

月と金星の接近

今朝は月齢25.6の細い月と金星が大接近した。
BORG60ED+レデューサーにPENTAX KPを付けて撮影。
 
20190102_moon_venus640
 
2019/1/2 5:54 / 兵庫県明石市
ミニボーグ60ED+レデューサー0.85×DG(7885)
PENTAX KP, アストロトレーサー使用
ISO1600,  1.0sec.
JPEG出力を25%に縮小、640x640で切り出し。
Photoshopで調整。
 
はじめは低感度で長時間露出しようとしたが、アストロトレーサーのキャリブレーションが不十分のためか、数秒でも星が流れてしまった。
そこでISOを1600まで上げて1秒で露出。

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