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2013年12月 1日 (日)

2013/11/30 大河内高原&ラブジョイ彗星

昨夜はほぼ晴れとの予報だったので、りんしゃんさん、Hさんと共に大河内高原まで遠征した。

現地に着くとほぼ快晴。早速機材の設置を始めた。

今回使用したカメラはEOS 6DとEOS 60Daだが、6Dはポラリエに載せて星野を撮影、60DaはFLT98CFで直焦点撮影することにした。

まずポラリエを三脚に載せて極軸望遠鏡で極軸合わせ、雲台を付けて秋の天の川を狙おうとしたが、どうも上手く構図が合わせられない。やはりポラリエに小型の自由雲台1つでは構図にかなり制約が出る。

色々やっているうちに時間がどんどん過ぎてしまった。これは使い慣れているスカイメモの方が結局早くセッテングできるのでは、と思い、そこからスカイメモを組み立てて、そちらへ移行した。ポラリエで自由に構図を決めるには、いろいろと工夫(追加投資)が要りそうなので、とりあえず車の側に設置できるときは、これまでどおりスカイメモを使うことになりそうだ。

それでスカイメモとEOS 6Dでの撮影だが、こちらもスカイメモ本体の電源の入れ忘れやレンズヒーターの取り付けミスなど、凡ミスを連発してしまった。

やっと撮影できた画像も、なにやら背景のムラが大きい。複数コマ撮影するとムラが色々変わるので、空の状態もあまり良くなかったのかもしれない。もちろんこの場所は南天の光害もあり、そのカブリの分もある。

201311306dorion634l

EOS 6D
EF100mm F2.8L マクロ IS USM -> F4.0
ISO1600, 3分 1コマのみ
スカイメモRによる追尾
RStacerでダーク処理後、PSCS6で現像・調整

気温はマイナス1℃と低かったが、それでもEOS 6Dは輝点ノイズが目立つ。一コマのみのサンプルでも、長秒時ノイズ低減無しのJPEG出力はザラザラしてとても見られたものでは無いので、とりあえずRStackerでダーク減算した。これを複数コマコンポジットしてまともな画像にするのは、ちょっと苦労しそうだ。

この他にも色々撮影したが、どれも似たような感じで背景が汚い。それらについても、今後時間が出来たらぼちぼち処理していきたい。

さて、EOS 60DaとFLT98CF(+フラットナーレデューサー4)による直焦点の方も、それはそれでよく分からない判断ミスをした。

まずこの機材でははみ出してしまう「ハート星雲(NGC1805)」を、はみ出し覚悟でアップ撮影しようとして、見事に中心を外してしまった。

Img_4144b

EOS 60Da
FLT98CF + フラットナーレデューサー4
ケンコーSE2赤道儀
笠井ガイドファインダー60、Lodestar Autoguider、 iAGによるオートガイド
ISO1600, 300sec. 1コマのみ JPEG出力を縮小

せめて、構図が縦横逆なら「ハート」の下の方が写ったはずなのだが、失敗した。

また、この場所では南天の光害でカブリが大きい「わし星雲(いっかくじゅう座のIC2177の方)」を、これもはみ出すのに、なぜかアップで撮影。

Img_4180b

(機材、撮影データはハート星雲と同じ)

まあこれは一応中心部のアップということで何とかなりそうだ。

この両者ともに、所有しているミニボーグ60+レデューサーの方が良かった。とりあえず撮影したものなので、一応は順次処理していきたい。

そして最後は、明け方近くに東天に昇ってきたラブジョイ彗星(C/2013 R1)をEOS 6D + 200mmレンズで撮影した。

アイソン彗星が残念なことになりそうだが、ラブジョイ彗星は今後も安定して見られそうだ。

20131201_c2013r1_lovejoyl

2013/12/1 4:20~

EOS 6D
EF 200mm F2.8L II USM -> F2.8開放
スカイメモRによる追尾
ISO1600, 2分 x 11コマを、彗星基準で加算平均
RStacerによるダーク減算、フラット処理
ステライメージ7, PSCS6による調整
若干トリミング有り

画像では、青くて真っ直ぐなイオンの尾と、黄色くて曲がったダストの尾が分かれているのが(薄くて微妙だが)分かる。

眼視では42mm 8倍の双眼鏡で楽に見えた。近くのうしかい座(Boo)β星(3.5等)よりは暗く見えたので、4等級ぐらいだと思う。それなら肉眼でも見えるはずだが、私は分からなかった。私のメガネは矯正が緩めなので、目の良い人なら見えるのではないかと思う。

残念ながら南東向きの我が家のベランダからは見えないが、しばらくは遠征時の楽しみになりそうだ。

そういうわけで、ほぼ快晴の割にはミスが続いてあまり良い成果が得られなかったが、最後にラブジョイ彗星を撮影できたのは良かった。

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