« 2012/11/3の木星 | トップページ | 2012/11/6の木星 »

2012年11月 5日 (月)

直焦機材の軽量化(まずはガイド鏡の親子亀化)

どうも最近は体力が衰えてきたせいか、遠征地での機材の組み立て・撤収がかなりキツくなってきた(体力的というより、気力のほうかも)。

いっそのこと、ポタ赤と双眼鏡の組み合わせに戻ろうかとも思ったが、まだまだ撮影していない対象も多くあるので、まずは機材の軽量化を図ることにした。

201211030
現在はケンコーSEII赤道儀にプレートを用いて撮影鏡(FLT98CF)とガイド鏡(D=63mm,f=540mm)を並列で載せているが、このプレートとガイド鏡が結構重く、バランスウェイトは5kgを2個用いている。

そこで、このガイド環境を見直すことにした。
高感度のLodestar Autoguiderも導入したことなので、初めはオフアキシスガイド化を考えたのだが、現在主力であるFLT98CFとフラットナーレデューサー4の組み合わせでは、OAG9でも入る余地が無さそうなので、これは保留とした。

次策は、軽いガイド鏡での「親子亀」化である。
軽い鏡筒としてはミニボーグ60EDを所有しているが、これは撮影にも使うようになってきたので、新たに笠井トレーディングの「Guidefinder-60」を購入した。これは、口径60mm、焦点距離240mm(F4)のアクロマートである。これでは焦点距離が少し足りないような感じなので、1.5倍のバローレンズを追加し、その後にLodestarを付けた。

ひとつ問題として、このGuidefinderには回転ヘリコイドが付いているのだが、このヘリコイドにストッパーが無い。とりあえずガムテープで仮止めしたが、何か固定方法を考えないといけない。

さて、ガイド鏡の搭載方法だが、6cmガイド鏡とLodestarならガイドマウント不要かと思い、まずはそれで試してみた。
しかし、自宅のような光害地では暗い星が背景の明るさに隠れてしまい、コントラストが低く、ガイド星がなかなか見つからない。iAGとPHD Guidingの両方で試したが、無理に暗い星でガイドしようとすると、背景のノイズの影響か、誤差がかなり大きくなってしまった。

201211031
仕方なく、ガイドマウントを介して取り付けたが、かなり背が高くなってしまった。
しかし、バランスウェイトをロングウェイトシャフトの先端に付けることで、なんとか5kgウェイト1個で済むようになった。

ガイドマウントも最近はもっと背が低い物も出ているようなので、今後、もう少し取り付け方法を詰めて、出来るだけモーメントを低減したい。また、遠征地で試してみて、ガイドマウントが不要になりそうなら直付けに戻したい。

とりあえずこの構成で、ガイドテストしてみた。
撮影鏡はFLT98CFにフラットナーレデューサー4、LPS-P2フィルターで、焦点距離が約500mm、カメラはEOS60Da、ISO100で10分露出である。

中心部ピクセル等倍切りだし。

201211033

まずまずといったところ。

201211032
iAGのガイド状況も良好。

ウェイトが少ない方が赤道儀の負担も少ないと思うので、今後はこの方法で撮影していきたい。

|

« 2012/11/3の木星 | トップページ | 2012/11/6の木星 »

コメント

以前、砥峰でご一緒したkatsです。(@加古川)
このガイドファインダーはかつて使っておりました。回転ヘリコイドの取り付け部はM60P1だったと思います。手元にM60P0.75→T2のアダプタがありましたので、そっとねじ込んで(充分しっかり装着出来ます)、ORIONのXYシフターとT2ヘリコイドや直進ヘリコイド経由で、SSAGやスマートガイダーを使ってました。機材の構成を変更したので、アダプタやシフターは(ガイドファインダーもろとも)パーツBOXの肥しと化してます。よかったら一度使って見ませんか?ガイドマウントよりずっと低重心で、安定したシステムになると思いますよ。無期限・無料貸出しいたしますので、遠慮なくお声掛けください。
それから、FLT98の焦点距離なら、1.5倍バローは不要だと思いますよ。それはずしただけでも、ガイド星の選択が随分増えると思うな(^^♪

投稿: kats | 2012年11月 6日 (火) 00時30分

おはようございます。
katsさんがおっしゃるようにバローは必要ないと思います。
私は400mmのガイド鏡で800mmをガイドしています。
少し心配な点としては、確かiAGは星が半分動いたらガイド信号を出す仕組みだったと思うことです。
PHD Guidingはその部分が設定値で指定できるようになっていて規定値は0.15です。
どうなるかはわかりませんが、一度極軸をラフに合わせて試してみてはどうでしょうか。

投稿: しゃあまん | 2012年11月 6日 (火) 06時38分

kats さん、こんばんは。

情報ありがとうございます。
私の方も肥やし化したBORGのパーツ類が色々転がっているのですが、接続部のネジはM60P1でしたか。まずは手持ちのパーツを色々試してみます。うまく行くと、余剰のヘリコイドなどが活用できそうです。
もしダメそうなら、katsさんのパーツ類試用をお願いするかもしれません。その時はまた、よろしくお願いします。

それから、バローレンズですが、ガイド星の見つけやすさから考えると、やはり外した方が良さそうですね。こちらも一度試してみます。

最近はなかなか砥峰にも行ってないですが、また現地で「赤ハチマキ」(上の写真参照)が目印のFLT98を見掛けたら、是非お声がけ下さい(といっても、暗闇で分かるかどうか・・・)。


投稿: A(1) | 2012年11月 6日 (火) 22時07分

しゃあまんさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。

しゃあまんさんは、400mmガイド鏡で、R200SSどころかC8まで完璧にガイドされておられるので、参考になります。
FLT98が直焦点で618mm、レデューサー入れて500mm程度なので、ガイド鏡240mmは不足気味かもと思っていたのですが、一度バロー無しでやってみます。

iAGもガイド信号を出す閾値を設定できます。デフォルト値が±0.5ですが、もう少し厳しめにしてみます。

投稿: A(1) | 2012年11月 6日 (火) 22時15分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/521118/56038915

この記事へのトラックバック一覧です: 直焦機材の軽量化(まずはガイド鏡の親子亀化):

« 2012/11/3の木星 | トップページ | 2012/11/6の木星 »