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2011年6月23日 (木)

Lightroom3のノイズ低減機能(2)

先日の記事「Lightroom3のノイズ低減機能」にて、

「LR3によるノイズ低減は、RAW現像と同時でも、TIFFに一旦書き出し・再読込後でも同じ」

と書いたが、間違いだったようだ。

M20lrdppsi これが先日の比較画像で、上の段の二つはLR3で現像したものだが、下の段(DPPやSI6によるRAW現像からの画像)に比べて低ノイズなので、同じように見えた。

M20lrdppsi2 しかし暗部を持ち上げてみると、LR3でRAW現像時にノイズ低減した方(左上)が、一旦TIFFにした方(右上)に比べて、やや滑らかな印象を受ける。これはほんの僅かな違いだが、青色の星雲の薄い部分や、赤色の星雲内の暗黒星雲部分等の「ざらざらした感じ」について、左上の画像の方が少ないように思える。

そういうわけで、ノイズ低減は、まずRAW現像時に一回行うのが良さそうだ。

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コメント

いつものことながらマメな検証はとてもありがたく、参考になります。

LightRoomでのRAW段階ノイズリダクション画像とTIFF保存後ノイズリダクション画像では淡い部分のディティエールの残り方がはっきり違い、恒星像のメリハリもRAW段階ノイズリダクションをかけた方がくっきりしていると見えます。

一見した印象は、たとえていえば左の画像の方がより画素数の多い精細なカメラで、右は少し画素数の少ない解像度のちょっと甘いカメラでそれぞれ撮って同じようにノイズリダクションかけた感じとでもいいましょうか。

全体に輝点ノイズがRAW段階ノイズリダクションの方が目立つのもそのシャープ感のせいかと思います。

しかしこのような輝点ノイズは精密なダーク減算や、出来るならばカメラの冷却化によって飛躍的に減らせるものであり、それでも残るノイズに対してリダクションを行った後のディティエールがRAW段階ノイズリダクションの方が残っているとなれば、やはり現像段階でのノイズリダクションが優れているということになりますね。

このことは実は経験的に知っており、たとえばRAW段階ノイズリダクションが少々不足で強調処理を行って、最終的にザラツキ感が気になってTIFFにもう一度ノイズリダクションをかけると画像が一気に甘くなり、それならともう一度現像まで戻ってより強くノイズリダクションをかけて処理し直した方が結果は良いので、それで前のコメントに書いたように途中でこれはまずいと思った時は現像まで戻るようにしているわけです。

しかしやり過ぎればディティエールが甘くなるのはRAW段階ノイズリダクションでも同じことで、CameraRAW導入当初は輝度、カラーノイズ共にパラメータは20、そしてディティエールを残すのパラメータは共にデフォルトの50としていましたが、最近ではノイズリダクションパラメータは共に30、ディティエールのパラメータは共に60として行うことが多くなりました(^^ゞ

投稿: Takuro | 2011年6月24日 (金) 00時26分

Takuroさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。

DPPやSI6からの差があまりに大きかったので、同じLightroom3でのRAW段階NRと一旦TIFF化してからNRの差に最初は気が付きませんでした。Takuroさんのように見る人が見るとすぐに分かるものなのですね。私もこれから見る目を養おうと思います。

現像パラメータの具体値は参考になります。どうもありがとうございました。

投稿: A(1) | 2011年6月24日 (金) 22時22分

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