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2009年11月21日 (土)

2009秋・自宅の光害状況

先月、スカイクオリティーメーター(SQM-L)を購入して以来、快晴で月が無いときには自宅ベランダで測定を行い、光害状況をチェックしている。ただし“月が無いときは天気が悪い”の法則により、測定出来た日はかなり少ない。

これまでの経験上、自宅マンション(加古川市)のベランダからは、秋~冬の透明度の良い日でおよそ3.5等ぐらいまで見える。これはベランダから南東方向(つまり神戸・大阪方面)を見た場合なので、天頂付近では4等も見えるかもしれない。ただしこれは0時を過ぎて近所の大型スーパーやパチンコ店の照明が消えてからになる。

普段は快晴でも2等程度までしか見えない。駅からの帰り道に空を見上げても、カシオペア座や北斗七星がやっと分かる程度だ。それに春~夏はもっとひどく、1等星しか見えない日が多い。今年も昨年も、春~夏はスピカとアンタレスと木星しか見えない日がかなりあった。木星の見頃がだんだん秋へずれているので、来年以降は月と土星ぐらいしか見るものがないのではないか。

表1. 自宅の光害状況 (測定値は、3回測定して平均をとったもの

場所

日付

時間

方向・高度

SQM測定値

備考

自宅ベランダ

2009/10/27

0:32

南東・45°

18.03

3等星がはっきり見える

2009/10/28

0:53

17.65

3等星は見づらい

2009/11/8

22:05

17.07

3等星は見えない

2009/11/14

23:17

17.67

3等星・オリオン小三ツ星が見える

2009/11/15

0:30

17.78

2:00

17.93

4:00

17.75

2009/11/19

21:37

17.44

3等星・オリオン小三ツ星が見える

22:49

17.59

23:40

17.80

2009/11/20

0:44

17.96

3.5等星が見える

さて、これまでの測定結果(表1)によると、秋の自宅の光害は、おおむね17~18[等級/平方秒]のようだ。特に状態の良い日の0時過ぎで何とか18等級台に乗り、2等星しか見えない状態では17等級を割りそうだ。この分では春頃には16等級になってしまうと思う。

また、同じ日でも0時頃を過ぎると0.4~0,5等級分ぐらいは良くなっている。

砥峰高原ではベストと言えない状況でも21等級を超えているので、自宅とはおよそ3等級以上の差が有ることになる。手間を掛け、寒さを我慢してでも、遠征する価値があるというものだ。

なお、これからは観望時や写真撮影時には出来るだけSQMによる測定をしておき、フォトアルバムやブログ掲載時には明記しておきたいと思う。

20091114m42150 これは11月14日夜(SQM測定値=17.78)に自宅で撮影したM42である。このような光害地では、無改造デジカメでまともに写せる星雲星団は、かなり明るいものに限定されてくる。感覚的には、眼視でそこそこ見える対象でないとまともな写りにならない(M42,M45,M35,M27,M2あたり)。そういうわけで、異なる鏡筒で撮影したM42ばかりがフォトアルバムに並んでしまっている。

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