2012年1月29日 (日)

Foucher(フーシェ)の天体チョコレート「宇宙の軌跡」

まだ2月にもなっていないが、フーシェの天体(惑星)チョコを入手したので、写真に撮ってみた。

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以前は「オリンポスの煌めき」だったが、今回は「宇宙の軌跡」。

高さのある直方体の箱に入っている。

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フタを開けるとこんな感じ。棒に支えられた状態で、「GAIA(地球)」、「APOLLON(太陽)」、「KRONOS(土星)」が入っている。

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昔の太陽系模型みたいな感じ。

なお、、「オリンポスの煌めき」は半球状だったが、これはちゃんと「球状」になっている。

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それから、内側パッケージの背景には銀河団らしき写真が使われている(どこの銀河団かは不明)。

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2012年1月28日 (土)

ELシートの色温度調整

先週、ELシートを用いたフラット処理の試行を行ったが、シートの発光色がかなり青色寄りで、撮影画像とカラーバランスが合わなかった。それでもRStackerによる処理ではそこそこの結果を得られたが、やはりちょっと気になるので、ELシートの発光色を補正してみることにした。

用いたのはこちらのサイトの通販で購入した、色温度変換用のフィルム(コンバージョン)。
色温度を下げる側では一番色が薄い「A-1 (37x25cm)」が、10枚まとめてアウトレットで安く出ていたので、それを購入した。

El2フィルムが到着し、ELシートの前に重ねて置いて試してみたが、やはり「A-1」では色が薄すぎて、数枚重ね程度では補正しきれないようだ。

Levellightflat2_2
結局、ELシートサイズに切断したもの15枚を重ねて、やっと撮影画像程度のカラーバランスとなった。安売り品が無く通常の値段で買うのなら、もっと濃い色のフィルムが良いかと思われる。

上記のサイトでは、フィルターの丸抜きサンプル見本帳を無償で送付してくれるらしいので、それをもらって確認してからの方が良かったかもしれない。

さて、この色温度補正後のフラット画像で、前回と同じくRStackerを用いて「馬頭星雲」を処理してみた。今回も背景のノイズが分かるほどレベルを持ち上げている。

Dfl2a1rgb
画像左側は今回の色温度補正後のフラット画像(RGBを1枚で処理)、画像右側は前回の色温度調整していないELシートで撮影したフラット画像(RGB別)を用いている。

これを見ると、特に画面右端での色合いが異なる。前回は少し青っぽかったが、今回は少し赤っぽい。ただしこれに関しては、フラット画像のカラーバランスを変えた為とはすぐに結論付けしにくい。色の違いが画面の片側で目立っていることから、熱ノイズやダーク画像・ダーク減算の方が原因かもしれない。

もう少し、様々な画像で試してみた方が良さそうだ。

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2012年1月22日 (日)

2012/1/22の火星

昨夜は新月直前の週末だが天気予報も悪く、夕方もベタ曇り+小雨だったので、遠征をあきらめて家でのんびりしていたところ、22時過ぎぐらいから急に雲が無くなって、まさかの快晴となった。

その時点から出かけるには遅すぎるので、とりあえすベランダから火星を拡大撮影した。

Mrs20120122015726n1538c


シーイングが悪いためか、高度が上がってきても極冠以外の模様までははっきり分からなかった。

結局3時前ぐらいまでは快晴が続いたが、土星の高度がまだ低いうちに再び薄雲に覆われてきて、土星を撮影することは出来なかった。

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2012年1月21日 (土)

ELシートとRStackerによるフラット補正処理

これまでフラット補正用の画像は、鏡筒の筒先にトレーシングペーパーを付け、ベランダから空に向かって撮影していた。しかし、雲などで空の色や明るさが撮影中に変わったりするので、安定した光源としてELシート(ELパネル)を購入してみた。ELシートはフラット画像撮影用として多くの方が使用しており、私も遅ればせながら・・・というところである。

購入先は、色々検索してその中でも安価だった、こちらのサイトの通販で、サイズはA5の白色とした。中国製で、インバータ付きで5千円(送料・税別)。電源は電池式なので屋外にも持ちだせそうだ。今回はオマケでAC電源もついていたので、屋内ではACを使うことにした。

El撮影は、ELシートをA5の透明プラスチックのメニュー立て(?)みたいな物に、減光用のグレーの半透明シートと共に挟み、トレーシングペーパーを介してFLT98CF鏡筒の伸ばしたフード先に押し当てて行った。

部屋内の作業となり、EOS Utilityでデスクトップパソコンから直接撮影・画像確認できるのが便利だ。撮影時には部屋の電灯は消している。

さて、このELシートは白色とのことだが、実際はかなり青っぽい。目で見ても青いが、写真ではより青さが目立つ。

とりあえず、ISO100で4枚ずつ、露出を段階的に数水準変えて撮影した。もちろん同じ露出時間・枚数でダークも撮影している。

フラット補正の試行は、こちらの馬頭星雲の元画像の1つで、600sec.で撮影したもの1枚で行った。前段階として、フラット画像のRAWファイル(CR2)をDNGCLでDNG変換し、RStackerでダーク減算・加算平均処理を行い、露出水準の違うマスターフラット画像とした。

次に撮影画像とマスターフラットのRGBのレベルをPhotoshopのCamera RAWの画面で確認した。私の試行では、色温度2500K,色かぶり補正-120、その他のパラメータは全てゼロ(明るさ・コントラスト、黒レベルもゼロ)で、RAP2やステライメージにおける無補正のカラーバランスと同じぐらいになるので、その設定を目安にしている。

Levellightflatここで、撮影画像の中央付近の星雲の無い所とG値が合うフラット画像を比較すると、左図のようになった。やはりBがやや高く、Rがかなり低い。G値で合わせると、RもBもあまり合っていないフラット画像ということになる。

フラット画像は、カラーバランスを撮影画像と合わせるのがセオリーのようだが、このままで進めることにした。

さて、ここからいよいよフラット補正処理だが、今回の処理ソフトにはRStackerを用いた。これは、ダーク減算とフラット補正が同時に実行できる。

フラット補正については、L画像のみの処理と、RGB別の処理の2通りを行った。

Fig2
L画像のみ処理では、上述のGレベルを合わせたマスターフラット画像を用いた(もちろんダーク減算も有り)。

Fig1
RGB別では、それぞれのレベルを撮影画像に合わせたマスターフラットを用いた。

処理後の現像はLightroom3.5を用い、その後、ステライメージ6.5でかなり強めにデジタル現像している。背景のノイズが出てくるぐらいレベルを上げたので汚い画像になっているが、フラット補正の状況はよく分かると思う。

D
参考までに、こちらがダーク減算のみ・フラット処理無しの画像である。やはり周辺減光が目立つ。

Dfl
こちらが、L画像のみでのフラット補正結果。
まずまずの結果となったと思う。右下の角がやや青いが、これはフラット補正しきれないのか、元々ここが赤い星雲の薄いところで、写野外の三ツ星の中央の星(ε Ori)の影響も有って青っぽいのかちょっと分かりにくい。

Dfrgb_4
こちらはRGB毎にレベルを合わせた画像でフラット補正したもの。

これを見ると、上のL画像のみの場合とほとんど変わらない。RStackerはフラット画像を内部で正規化して撮影画像を除算しているので、RGBのレベルが多少ずれていても影響が少ないのかもしれない。

カラーバランスや露出レベルが多少ずれていてもOKなら、露出水準も厳密に調整しなくて済むので、野外に持ち出し、撮影直後に現地で撮影することも出来そうだ。そのほうが、ゴミ跡も消しやすいと思う。

というわけで、今回はRAP2では試していないが、ELシート、およびRStackerによるフラット補正も使えそうということが分かった。

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2012年1月13日 (金)

【機材】DBK21AU618.AS

昨年11月、惑星動画撮影用に購入したCCDカメラ。

20111129dbk1惑星撮影用としては定番のImaging Source社のラインナップのうち、640x480・カラー・USB・IRカットフィルター無しの仕様で、DBK21AU04.ASと同じだが、CCDが新型になっている。

私はこれまでセレストロンの「NexImage」を使っていたが、ゲインを上げたときのノイズが多く、またWindows7用のドライバも他製品の流用で、こまかな設定がやりにくかったため、使いやすさと画質向上のためにこれを購入した。

購入にあたって、モノクロかカラーかという選択肢については、まずはカラーの一発撮影にもっと慣れるという考えから、カラーとした。

IRカットフィルターについては、有り(DFK)にするか無し(DBK)にするか迷ったが、無しにしておくとフィルターを変えて色々試せるのではないかと思い、無し(DBK)とした。そのため、ノーズピース先端に、バーダープラネタリウム社のUV/IRカットフィルターを付けている。

20111129dbk2このフィルターはゴミ・ホコリ進入防止も兼ねているつもりだったのだが、それでも撮影の度にCCD面にゴミが確認されるので、そのたびに掃除している。NexImageでも同じだったが、これはかなり面倒で、掃除しても、別の場所に小さいゴミがついたりして完全には無くならない。こんな狭い空間でも、ゴミを排除した上で密閉は出来ないようだ。何か良い方法は無いものか・・・。

20111129dbk3これは現在の惑星撮影用のセッティング。ビクセンのフリップミラーを鏡筒(FLT98CF)に差し込み、眼視側(直角側)にはヘリコイドを介してナグラーズーム(3-6mm)を付けている。撮影側(直線側)には5倍パワーメイトを介してDBK21AU618.ASを付けている。

現在の鏡筒は口径98mmと小さく、あまり惑星撮影に向いていない。3枚玉なので眼視はそこそこ満足だが、撮影ではどうしても光量が足りない。出来れば20センチクラスの鏡筒が欲しい(狭いベランダなので、カセグレン式しか選択肢がないと思う)。

DBK21AU618.ASの撮像品質だが、感度についてはNexImageと同条件で比べていないのではっきり分からない(ドライバの設定内容が違う)。しかしゲインを上げたときのノイズの少なさは確実にNexImageより上である。要するに高ゲインで実用になるので、早いシャッタースピードが使える。これまでNexImageでは木星を1/20sec.で撮影していたが、DBK21AU618.ASでは1/30が使えるようになった。

また、キャプチャ時のコーデックも高品質のものが使える。私はキャプチャには付属の「IC Capture」は使わず、「ARPLA」を使い、BY8を用いている。

こちらを見ると、NexImageを用いていたときよりも画質は向上していると思う。ただ、それほど劇的に変わった訳ではないので、値段から考えると、NexImageもそこそこ頑張っていたと思う(これはRegiStaxの恩恵が大きい)。ドライバの使いやすさはDBKの方が良い。

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2012年1月11日 (水)

アストロソーラーフィルムとNDフィルターの比較

今年5月21日の金環日食(と、6月6日の金星の日面通過)に向け、これまで太陽撮影用機材の準備を進めてきたが、ミニボーグ60ED用の減光フィルターとしては、バーダープラネタリウムの「アストロソーラーフィルム眼視用ND-5(減光率/10万分の1)」と、ケンコーのND400,ND16,ND4の3枚重ね(減光率2万5千分の1)の2通りを用意した。

もちろん当日の状況によって使い分けるつもりだが、ちょっと気になるのはNDフィルターの3枚重ねが、アストロソーラーフィルム1枚に比べて画質低下していないかという点だ。

そこで先日、機材を出してきて撮り比べてみた。
共通機材は
ミニボーグ60ED + 1.4倍テレコンバーター(7214)
EOS Kiss X2(ノーマル機)
New KDS経緯台 + カメラ三脚
RAWからPhotoshop CS5による現像、SI6でシャープ処理

20120109_sun_bd
まずアストロソーラーフィルム(眼視用ND-5)
ISO100, 1/250sec.

透明度がやや悪く、シャッタースピードが1/250sec.となった。

20120109_sun_nd
次にNDフィルター3枚重ね。
ISO100, 1/2000sec.

結果として、両者に大きな差は無いようだ。
それよりも、大気の揺らぎによる像の悪化の方が大きいと思うので、出来るだけ複数枚の撮影を心がけた方が良さそうだ。

20120109_suncolor
なお今回、カメラのホワイトバランスを「太陽光」にしていたが、カメラ出力のJPEG画像は、アストロソーラーがやや青っぽい白色になったのに対し、NDフィルターの3枚重ねは緑色になった。したがってNDフィルターでカメラJPEG出力の場合は、WBを調整するか、画像処理での色補正が必要になる。

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2012年1月10日 (火)

2012/1/9の木星

昨日(1/9)の木星。薄明終了直後に撮影した。

Jp20120109184142n2036c


シーイングについては悪くなかったが、透明度が悪く光量が不足気味で、ノイズがやや目立つ。

大赤斑も目立ったBargeも見えないので、ちょっと寂しい感じ。

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2012年1月 9日 (月)

月齢14.8

昨夜、ほぼ満月の月(月齢14.8)を撮影した。

FLT98CFの方は惑星拡大撮影向けのセッティングをしていたので、その横でミニボーグ60EDを経緯台(New KDS)に載せ、久しぶりに月へ向けてみた。

また、昨年10月に1.4倍テレコンバーターDG(7214)を入手していたが、まだ太陽の撮影にしか使っていなかったので、それも合わせて使ってみた。

月の撮影は太陽と違って光学ファインダーが安心して使え、夜間で周囲が暗いので、ライブビューでのピント合わせも行いやすい。


Moon201201081
2012/1/8 21:54
ミニボーグ60ED + 1.4倍テレコンバーター(7214)
Kiss X2, ISO400, 1/500sec.
Photoshop CS5で現像、画像処理
ピクセル等倍切りだし

テレコン付きで490mmという短い焦点距離だが、ライブビューで見ていると大気の揺らぎの影響が分かる。また、同じ条件で何枚か連続撮影してピクセル等倍でチェックすると、ぼやけた画像とシャープな画像が混在する。したがって、出来るだけ高速なシャッタースピードで、複数枚撮影しておくべきと思った。

また今回、月面の(特に海の部分の)色を意識し、コントラストと彩度を高めにした画像処理を行ってみた。そのため、ちょっと塗り絵的な印象の画像となった。

Moon201201084
ピクセル等倍より、50%に縮小したほうが良いかもしれない。

Moon201201082

なお、月面の色はライブビューで見ても分かる。
この部分(アリスタルコス付近)は濃い茶色で、ライブビューでのピント合わせ中に、カメラ撮像素子前の薄いゴミかと勘違いしたぐらい。

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2012年1月 8日 (日)

2012/1/7, 1/8 の木星

昨日と今日は休日だったので、夕方から望遠鏡をセッティングし、薄明終了前から木星を撮影することが出来た。我が家のベランダからは薄明終了後すぐに見えなくなるので、もうそろそろ見納めとなる。

まず昨日(1月7日)の分。これは大赤斑の裏側あたりになると思う。

St20120107183541n2532c

昨日は、この季節にしてはシーイングが良いほうで、全フレームの半分程度をスタックに用いる事が出来た。

次に今日(1月8日)の分。20分程度の短い間隔を空けて撮影した2枚を並べてみた。大赤斑が裏側へ隠れようとしているところだが、たった20分程度でも木星の自転による模様の移動がかなりある事が分かる。

Jp20120108180920n2612c

Jp20120108182800n2092c

細くなったNEBと、眼視でも大赤斑より目立って見えるBargeが分かる。また、大赤斑後方の白斑群も明るい。

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2012年1月 7日 (土)

2012/1/7朝の水星

水星は昨年12月23日に西方最大離角となってから半月が経過したが、まだ明け方の低空に見る事が出来る。

今朝は雲量が少ない良い天気だったが、その少ない雲が東の空にかかっており、低空の水星を見るのは無理かと思われた。

しかし念のため、カメラに100mm望遠レンズを付け、ベランダでしばらく待っていた。すると、雲がちょっとだけ切れて晴れ間が見え、そこに水星がいるのを双眼鏡で視認できた。数コマだけだが撮影もすることが出来た。

20120107mercury2012/1/7 6:10
Kiss X2, EF100mm F2.8L マクロ
F4.0, ISO400, 4.0sec
PSCS5, トリミング無し

しかし、もうそろそろ今回(の最大離角期)の水星も見納めと思う。

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